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男が好きな、旨い料理が好き、旅行が好き、 ヒコーキが好き。 そんな小市民的GAYが日々の出来事を綴ります。
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えぇ~久しぶりの食べ歩きでございます。

とは言っても、このネタ、すっごい長い間寝かせてました。
この記事は1月に行ったときのモノです。
こちらのお店は毎月毎月料理の内容が変わりますので、
今からすると、ちょっと、
いえ、だいぶん季節はずれですが、
ご容赦を。

ジャンル:イタリア料理もしかしたらスペイン料理
店名:【Fujiya1935】
場所:大阪 松屋町内本町

1軽い薫製のコロッケ
2レモンとセロリの種の軽いシャーベット・

パセリ風味のキャベツのボールとマスの卵・
 牛蒡のカンノーロ・かりかりのイカスミ
3わか筍のカルボナーラ
4金時にんじん、パルメザンチーズ、シェリービネガー
5白子の温かいフラン
6カニと水菜、海老芋のソテー
7マッケローニ 鹿肉の煮込みのソース
8鱈の蒸し焼き 凝縮した鱈のスープ
9白インゲン豆としっとり火を入れたフォアグラ
10仔猪のロースト 長居産菊菜と野生クレソンのソース
11スパイシーなエアー・濃厚ミルクのジェラート・
 塩バターのキャラメル
12バラの煙とアスティスプマンテ・木苺のスープ

家族中心でやっていらっしゃるお店。
息子さんがシェフ、奥さんが調理、お母さんがホール、
他にも妹さんらしき女性や、ホール担当の男性など。

オイラにとってご家族でやっていらっしゃるお店って、
かなり好感度大です。
なんか、お店全体にほんわかした
空気が流れていると思うんです。

さて、こちらのお店。
料理の構成は、日本料理のように一品が
少量ずつサーブされます。
どれもが一手間、ふた手間かけたお料理です。

今回も白子のソースはスペインの
代表的な物らしいのですが、
オイラにはどこか懐かしい、醤油の香りがしました。


また、金時にんじんにも、
ふと、クミンのような香りが漂ってのですが、
なんとこれはギニーペッパーという、

胡椒の一種だそうで・・・。
シェフ曰く、

 あまり、直接的にどこどこの国を
 連想させるような食材は使いません。
 でも、日本になじみが無くても、
 スペインなどで一般的に使用されているようなソースは
 何故かどこか懐かしい味がしますね。


とのことでした。

まだまだお若いシェフ。
研究熱心なので、

 次回の料理はどんなんやろう

って待ち遠しくなってしまうお店です。

あっ、食後酒ですが、
これはお母さんのお手製の季節の果実酒が5種類ほど。
これらの飲み比べも楽しいですよ。

オイラ、このお店の魅力の虜になって、
ほぼ月一の頻度でお邪魔しています。

かなり人気のお店ですので予約は必須です。

【2006/04/27 16:00】 | 美味礼賛
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鮨屋の大将ってどんなイメージでしょうか?

寡黙、頑固、取っつきにくい・・・

何てところがオイラが
勝手に思っていたところです。

でも、オイラのそんな思いこみを覆してくれる
大将と出会いました。

にこやか、喋りは達者。
大阪にありがちな笑うてもらうのが
嬉しくて仕方ないって感じ。


でも、鮨職人の基本、手の動きや、
握った鮨一貫一貫がとっても美しいんです。
そのギャップ。
えぇ意味での驚きでした。

場所は、大阪の郊外、茨木市。
マンションが建ち並ぶ中にまだ、
田んぼが残っているような、
典型的な郊外の風景が広がっています。

最寄りの駅からタクシーを使わないと
行けないようなところに、その店はあります。

『何で、またこんな所に・・・・?』
ってのが初めて行ったときの印象でした。


さて、鮨の仕上がり、
大将の手の動きの美しさはOKですが、
やっぱり肝心のお味ですよね。

これがまた、食べててひたすら
笑顔になってしまうお味です。
(大将のしゃべくりで笑うって事もありますが・・・)

ヒラメの締め具合、マグロの質の高さ、
太刀魚の炙り具合、

どのネタもスルッとのどを通っていくおいしさでした。

ネタは大阪の市場だけじゃなく、
金沢や長崎からも仕入れているそうで、
大将の研究熱心さの成果だと思います。

ただ、煮きりがオイラには
少々甘すぎるのが、唯一の“?”でした。
特に穴子はこの煮きりが、
穴子本来の味を少々ジャマ
しているような気もしました。

難点は、この一点だけ。

仕事はしっかり江戸前。
大将の人柄はしっかりこてこて大阪。

コストパフォーマンスの高い
このお店の名前は
【鮨いしばし】 って言います。

【2006/04/01 17:12】 | 美味礼賛
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