ども。
本日は単刀直入に。
皆さん、
仙義梵(せんがいぎぼん)
って言う、お坊さんのことを知ってはりますか?
江戸時代の終わりの頃、博多にある日本で最初の禅寺
聖福寺の住職を務めてはって
『博多の仙さん』
と親しまれていたお坊さんやそうです。
このお坊さん、絵の腕前がかなりのものやったんですが、
「自分は絵を描くことが職業ではない」
との気持ちもあってか
『仙無法(仙の絵には決まった法など無い)』
と言うことを自称しながら、自由奔放に描いてはったそうです。
なんて偉そうに知ったかぶりしてますけど、
これ、全部NHK教育の【新日曜美術館】
で仕入れた事なんです 笑
で、その仙さんの作品をぎょうさんコレクションしてはるんが、
【出光美術館】
番組でも紹介されてましたけど、その出光美術館が
【仙名品選】
って展覧会を10月28日まで開催してる。
って事でして、
これは何が何でも観に行かなアカンやろ
と、行ってきました。
それが台風の影響で東京が大荒れやった27日。
これ、最近行った展覧会では最高!
仙さんの絵って、ホンマに飄々としてて、
ホンマにいろいろな水墨画を残してはるんです。
また、その絵に添えてある文(賛)がえぇんですよ。
絵を観て、賛を読んで、
なんか知らん間にちょっと泣きそうになってまいました。
切ないとか、悲しいとかと違うて、
じんわり、ほのぼのとしてきたら、
何でかウルウルって・・・
不思議でした。
ほら、良くあるやないですか
“癒される”って。
オイラ、実はこの言葉がどうも
現実味の無いような気がしてたんですよ。
人が作った作品であるからには、
“癒そう”とか“癒してやるよ”とかの
一種の押しつけがましさが
あるように思うてたんです。
なんの作為もない、赤ちゃんの笑顔とか
小動物や景色なんかには“癒し”の効果が
あるとは思うんですけど。
多くの人が「えぇよ」「良いよ」と言うてはる、
某書家の書を見ても、
失礼ながら、一種の“臭み”とかを感じてたんです。
もちろん、それはオイラの勝手な受け取り方ですから、
その書家の書でたくさんの人が
“癒されてる”事は確かやと思います。
そんな風にちょっと斜に構えるところのあるオイラですが、
この仙さんの作品を観て、
“癒される”って事を素直に感じてました。
上の入場チケットのデザインにもなってるんですけど、
↑指月布袋画賛
を月様
幾ツ
十三七ツ
絵解きとしては、
布袋さんが指さしているのはお月さん
けど、そのお月さんは描かれていない。
つまり
何か求めるときに、指先を見ても何も見つけられない。
本当に求めているものは、指先の遠く向こうにある。
と、言うことらしいですけど、
何よりも絵が可愛いやないですか。
それから、これ。
↑○△□
この作品には、絵解きのヒントになるような
賛が記されてないんです。
仙さんの作品で賛が無いのはこれだけらしいですが
これは、
さぁ、オマエら、この作品で何を思う?
って仙さんから宿題を出されたみたい。
スッゴく大きく考えたら、世の中にある全てのものの基本の形。
○と△と□やから、それで何もかもを描ききったのかもしれへんし・・・
オイラには難しぃてよぉ分かりません。
けど、妙に魅力的な作品でした。
あっ、そうそう。
仙さんの作品も良かったけど、
出光美術館自体もえぇ感じですよ。
ギャラリー奥の休憩室の窓から見える、
皇居の眺めもとっても目に優しいものでした。
本日は単刀直入に。
皆さん、
仙義梵(せんがいぎぼん)
って言う、お坊さんのことを知ってはりますか?
江戸時代の終わりの頃、博多にある日本で最初の禅寺
聖福寺の住職を務めてはって
『博多の仙さん』
と親しまれていたお坊さんやそうです。
このお坊さん、絵の腕前がかなりのものやったんですが、
「自分は絵を描くことが職業ではない」
との気持ちもあってか
『仙無法(仙の絵には決まった法など無い)』
と言うことを自称しながら、自由奔放に描いてはったそうです。
なんて偉そうに知ったかぶりしてますけど、
これ、全部NHK教育の【新日曜美術館】
で仕入れた事なんです 笑
で、その仙さんの作品をぎょうさんコレクションしてはるんが、
【出光美術館】
番組でも紹介されてましたけど、その出光美術館が
【仙名品選】
って展覧会を10月28日まで開催してる。
って事でして、
これは何が何でも観に行かなアカンやろ
と、行ってきました。
それが台風の影響で東京が大荒れやった27日。
これ、最近行った展覧会では最高!
仙さんの絵って、ホンマに飄々としてて、
ホンマにいろいろな水墨画を残してはるんです。
また、その絵に添えてある文(賛)がえぇんですよ。
絵を観て、賛を読んで、
なんか知らん間にちょっと泣きそうになってまいました。
切ないとか、悲しいとかと違うて、
じんわり、ほのぼのとしてきたら、
何でかウルウルって・・・
不思議でした。
ほら、良くあるやないですか
“癒される”って。
オイラ、実はこの言葉がどうも
現実味の無いような気がしてたんですよ。
人が作った作品であるからには、
“癒そう”とか“癒してやるよ”とかの
一種の押しつけがましさが
あるように思うてたんです。
なんの作為もない、赤ちゃんの笑顔とか
小動物や景色なんかには“癒し”の効果が
あるとは思うんですけど。
多くの人が「えぇよ」「良いよ」と言うてはる、
某書家の書を見ても、
失礼ながら、一種の“臭み”とかを感じてたんです。
もちろん、それはオイラの勝手な受け取り方ですから、
その書家の書でたくさんの人が
“癒されてる”事は確かやと思います。
そんな風にちょっと斜に構えるところのあるオイラですが、
この仙さんの作品を観て、
“癒される”って事を素直に感じてました。
上の入場チケットのデザインにもなってるんですけど、
↑指月布袋画賛
を月様
幾ツ
十三七ツ
絵解きとしては、
布袋さんが指さしているのはお月さん
けど、そのお月さんは描かれていない。
つまり
何か求めるときに、指先を見ても何も見つけられない。
本当に求めているものは、指先の遠く向こうにある。
と、言うことらしいですけど、
何よりも絵が可愛いやないですか。
それから、これ。
↑○△□
この作品には、絵解きのヒントになるような
賛が記されてないんです。
仙さんの作品で賛が無いのはこれだけらしいですが
これは、
さぁ、オマエら、この作品で何を思う?
って仙さんから宿題を出されたみたい。
スッゴく大きく考えたら、世の中にある全てのものの基本の形。
○と△と□やから、それで何もかもを描ききったのかもしれへんし・・・
オイラには難しぃてよぉ分かりません。
けど、妙に魅力的な作品でした。
あっ、そうそう。
仙さんの作品も良かったけど、
出光美術館自体もえぇ感じですよ。
ギャラリー奥の休憩室の窓から見える、
皇居の眺めもとっても目に優しいものでした。
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秋らしい
あるも 高尚な時間の過ごし方や~。
>人が作った作品であるからには、
>“癒そう”とか“癒してやるよ”とかの
>一種の押しつけがましさ
これは私も大いに感じる。
「●田みつを」のカレンダーがトイレに貼ってあったりすると…
でも最近の本屋ってこの手の本のコーナーが
すごい大きいんよね。
自分の気持ちは自分でしかどうしようもないと思ってるけど、
球場や海でぼーっとするのはよろしい。
芸術にはとんと疎いけど、こういうのなら観に行ってみたいかも。
(江戸玩具展なら観に行ったことある~)
いい!!
マミオ ちょいとヒネり入れた感じが“洒落”てていいわね~~。^^
>ちょっと斜に
・・・ちょっと?w
真っ直ぐな人もナナメな人も楽しませる仙和尚さん、イカスわね。笑
人の気を抜かせて安心させて微笑ませる。そーゆーのがホントの癒しなのかもね。
>何よりも絵が可愛い
うんうん。仙無法って言うなら絵解きなんて無粋よね。
○△□も大層な理由をつけるより“おでん食いたくなったー”のほうが幸せになるわよね~。*^^*
◇あるもちゃん
しんのすけ 高尚かどうか分からへんけど、
結構、展覧会って好きかも。
後、お寺に行って仏さん(仏像)にお逢いすることも。
意外と物静かなんよ。オイラ。ハハハ
>自分の気持ちは自分でしかどうしようもないと思ってるけど
↑
そうやなぁ。ホンマにそう思うゎ
誰かの何気ない一言で救われたりするし、
友だちに救いを求めたりもするけど、
本屋で山積みの本とか、印刷されまくってる書とか。
そんな商業的なモンは嫌なんよねぇ。
●田みつを
ご本人はそんな気がなかったかもしれんけど、
こんなけ売りもんになってたらなぁ・・・
◇マミオっち
しんのすけ おっ、気に入ってくれた?
そうそう、なんか洒落てるよね。
仙和尚の行き方も洒落てるって言うか、
可愛いみたいやで。
あんまりみんなから絵をせがまれるから、
いったんは嫌気がさして「絶筆宣言」をするねんけど、
ちょっと気分転換に旅行したら、
やっぱり絵を描きたいって気持ちが強ぉなって、
いつの間にか復活してたり。笑
なんかとっても無邪気な感じがせぇへん?
ところで、オイラの斜に構えてるんは、
ほんのちょっとだけのように思うてるんは、
オイラだけ?
10えん マミ姉と同じくおでんが真っ先に思いついた。。。(^_^;A
でも、仙さんの絵、とってもいいね。
良い意味で力が抜ける。
抜かせてくれる?
まさに、しん兄が表現したように、「飄々と」が合う。
◇10えんちゃん
しんのすけ 仙さん好みをまた一人 (^^)
ほんわか、ほんわり、しみじみ、じんわり。
飄々って実はなかなか難しい事やと思うんよ。
狙って出来ることとはちゃうように思うねんねなぁ。
この展覧会、ホンマに行って良かった。
って、心底思えたで。
そのおかげで、ヒコーキにも乗れたし、
えぇかんじのホテルにも泊まれたしね。
おでん。ちび太のおでん?(^o^)
あるも 高尚な時間の過ごし方や~。
>人が作った作品であるからには、
>“癒そう”とか“癒してやるよ”とかの
>一種の押しつけがましさ
これは私も大いに感じる。
「●田みつを」のカレンダーがトイレに貼ってあったりすると…
でも最近の本屋ってこの手の本のコーナーが
すごい大きいんよね。
自分の気持ちは自分でしかどうしようもないと思ってるけど、
球場や海でぼーっとするのはよろしい。
芸術にはとんと疎いけど、こういうのなら観に行ってみたいかも。
(江戸玩具展なら観に行ったことある~)
いい!!
マミオ ちょいとヒネり入れた感じが“洒落”てていいわね~~。^^
>ちょっと斜に
・・・ちょっと?w
真っ直ぐな人もナナメな人も楽しませる仙和尚さん、イカスわね。笑
人の気を抜かせて安心させて微笑ませる。そーゆーのがホントの癒しなのかもね。
>何よりも絵が可愛い
うんうん。仙無法って言うなら絵解きなんて無粋よね。
○△□も大層な理由をつけるより“おでん食いたくなったー”のほうが幸せになるわよね~。*^^*
◇あるもちゃん
しんのすけ 高尚かどうか分からへんけど、
結構、展覧会って好きかも。
後、お寺に行って仏さん(仏像)にお逢いすることも。
意外と物静かなんよ。オイラ。ハハハ
>自分の気持ちは自分でしかどうしようもないと思ってるけど
↑
そうやなぁ。ホンマにそう思うゎ
誰かの何気ない一言で救われたりするし、
友だちに救いを求めたりもするけど、
本屋で山積みの本とか、印刷されまくってる書とか。
そんな商業的なモンは嫌なんよねぇ。
●田みつを
ご本人はそんな気がなかったかもしれんけど、
こんなけ売りもんになってたらなぁ・・・
◇マミオっち
しんのすけ おっ、気に入ってくれた?
そうそう、なんか洒落てるよね。
仙和尚の行き方も洒落てるって言うか、
可愛いみたいやで。
あんまりみんなから絵をせがまれるから、
いったんは嫌気がさして「絶筆宣言」をするねんけど、
ちょっと気分転換に旅行したら、
やっぱり絵を描きたいって気持ちが強ぉなって、
いつの間にか復活してたり。笑
なんかとっても無邪気な感じがせぇへん?
ところで、オイラの斜に構えてるんは、
ほんのちょっとだけのように思うてるんは、
オイラだけ?
10えん マミ姉と同じくおでんが真っ先に思いついた。。。(^_^;A
でも、仙さんの絵、とってもいいね。
良い意味で力が抜ける。
抜かせてくれる?
まさに、しん兄が表現したように、「飄々と」が合う。
◇10えんちゃん
しんのすけ 仙さん好みをまた一人 (^^)
ほんわか、ほんわり、しみじみ、じんわり。
飄々って実はなかなか難しい事やと思うんよ。
狙って出来ることとはちゃうように思うねんねなぁ。
この展覧会、ホンマに行って良かった。
って、心底思えたで。
そのおかげで、ヒコーキにも乗れたし、
えぇかんじのホテルにも泊まれたしね。
おでん。ちび太のおでん?(^o^)
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さっきテレビで言ってたから。
ここ無料で彼女探せるみたいだから使ってみたら?
http://j9273928.1.w347d.biz/j9273928/お母さん07/17のツイートまとめ11m52230
持ってきてやったぞwww
童貞ニートにもできる簡単なお仕事です☆
http://J86692X6.a.zjuie.net/J86692X6/無職ニート04/10のツイートまとめ初めてのコメント僕、しんのすけさんの事全然知らなかった。
全部ではないけれど、しんのすけさんのブログの記事を読ませて頂いて改めて真面目な人なんだなぁ~って思いました。
時期的にcockatoo気持ちよくのはずが・・・おやおやー?
久しぶりのエントリーだから、今気づいたりして(苦笑)
ヤマダにその手紙持ってって、郵便代金を請求やね!
我が家のエコポイントは、不備なく受理され10えん拾ってきましたNoTitleやっぱり、気に入っていただけましたか 笑
なんか、カワイいですよねぇしんのすけ→広樹さん拾ってきましたいい。こういう子、いい。
いそうで、いない。
そばにいるだけで、幸せになれる。広樹お久しぶりでございますNoTitleね、なんかえぇでしょ
これ、TAAGGEDっていうSNSのサイトで
誰かがオイラの処に送ってくれたもんなんですよ。
けど、全然なんか分からへんのです。
映画?それともPV?しんのすけ→広樹さんお久しぶりでございますキュンこれ何ですか?いいですね。
映像もキレイ。ストーリーもいい感じ。
そして曲がまたいいですね。頭の中をリフレイン…。
若い頃に、こんなキレイな恋愛がしたかった。広樹今日のつぶやき・・・なるほど、なるほどうん
せやねぇ。
中国文化の影響が強かった奈良時代までの詩歌(万葉集など)では梅の花を詠んだ物が多かったのが、国風文化が成立した平安時代の後半以降は桜の花を詠んしんのすけ→10えんちゃん今日のつぶやき・・・なるほど、なるほど花のつき方が違うのは知ってたけど、花見が桜なのは、(古文の授業で習ったんだけど)花といえば桜のことをいうからなのかと思ってた。(^_^;A
話が少しズレるけど、桃の10えん