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男が好きな、旨い料理が好き、旅行が好き、 ヒコーキが好き。 そんな小市民的GAYが日々の出来事を綴ります。
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先日ご紹介しました、【ピアノピアーノ】は
少々気取り使いも出来るリストランテですが、
今回は同じイタリアンでもぐっと小規模で、
居酒屋的に使えるお店です。

でも、お味はバッチリ。


オーナーシェフは、今までも別のリストランテで
料理長として、腕を振るってこられた方です。

でね、丸顔にラウンドの髭でカワイいの。
 思わず、お仲間さん?
って誤解しちゃいました。

さて、ここのお薦めは前菜いろいろを
小皿に一種類ずつ出してくれる、
アッサジーニ
いわばアンティパストミストですが、
この中でもイワシ!
今や、高級魚になりつつある
イワシの軽いマリネが絶品です。

でも、イワシって骨抜きなんかがとっても
手間がかかる割には地味な料理ですよね。
で、その手間を惜しんで、
雑に処理しているお店って多いと思うんですが、
ここのイワシはとっても優しい仕上がり。

あの料理長が丁寧に一枚ずつ仕上げてるんやろなぁ。

後の小皿はその日ごとに、
それこそいろいろ出てくるのですが、
オイラが好きだったのは肉厚のパプリカ

どれもこれも程の良いお味付け。
嬉しくて自然と笑顔が出てきます。

後、この小皿とは別の前菜として、
トリッパの煮込みを頼んだんですが、
これも食材の牛の胃袋に全然臭みもなく、
かといって、それを打ち消すために
妙にトマト煮込みの味を濃くすることもなく、
不思議なあっさり味でした。
でも、噛みしめるうちに内臓系の旨みが
じんわりと広がって、言うことなし。
内臓系が苦手な人もこれはイケると思いますよ。

プリモはいろいろ悩んだ結果、
白魚のリゾット、バジルソース
これはもう名前から想像できるとおりの
あっさり軽いお味。期待を裏切りません。

最後のセコンドは
子羊を軽く炒めた後、エンドウ豆と一緒に軽く煮込んだもの。
炒めているときから子羊の香りがお店に広がり、
食欲がそそられます。
この子羊とエンドウ豆の甘さが相まって
ペロリと腹に入ってしまいます。

お店はL字型のカウンターと
テーブルが二つだけの小さなお店です。


ここは是非ともカウンターに座って
料理長を初めとするスタッフとの会話を楽しみながら、
料理の進行具合を目で、鼻で楽しむのがお薦めです。

で、肝心のお店の場所と名前ですよね。
まずは場所から。
中之島のリーガロイヤルホテルや、
国立近代美術館の横手、なにわ筋沿い玉江橋の南です。

お店の名前は
【La Cuccagna(ラ・クッカーニャ)】
って言います。
理想郷とか、それから派生したお祭りの名前らしいです。

料理長曰くには

 前菜いろいろとワインで、
 居酒屋風に楽しんでくれたら嬉しいです。


だそうです。

気の置けない友だち同士で
ワイワイ楽しみに行きましょう。

それにしても料理長、
オイラ好みのお顔でいらっしゃいます。

ピアノピアーノにしても、
谷町の蕎麦屋にしても、
どうしてもビジュアル面も料理と同じくらいの
比重で選んでしまうオイラです。

【2006/03/15 16:51】 | 美味礼賛
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