のたりのたりの、安芸の宮島紀行その弐です。

昼ご飯を食べた後は、いざ、世界遺産安芸の宮島へ。
オイラとしては、広電のトラムで広島市内線から宮島線直行を
体験したかったんですけど、愛車を広島に置き去りにするわけにも行かず、
広電を横目で見ながらのドライブです。
とは言うても、殆どが山側のバイパスやったけどね。






さて、安芸の宮島って言うたら、
海に浮かぶ厳島神社の社殿や大鳥居。
ですよねぇ。

あれはオイラが無垢な中学生の頃。
修学旅行で乗った新幹線の窓から、一瞬、ほんの一瞬、
海に浮かぶ大鳥居が見えた。様に思ったんですが…
その時一緒やったクラスの連中の殆どは
　そんなもん見えへんかったでぇ
の大合唱。

　あれは幻やったんかなぁ。
　海に浮かぶ神社。この目で実物を見てみたいなぁ

と、なると満潮時に行かねば。
けど、晴れ男で雨の予報を見事に覆したオイラでも、
さすがに潮の満ち引きをコントロールできるはずもなく、
残念ながら、干潮時の宮島上陸になってしまいました。




それにしても厳島神社って、人気の観光スポットになってるんやねぇ。
世界遺産にも登録されてるだけあって、外国からの観光客もいっぱい。
韓国の男子校の修学旅行生や、白人のバックパッカーなどなど。
残念ながら、目の保養は一切無し。
その代わり、こんなお店を見つけました。




安芸の宮島は厳島神社の参道で【サントロペ】ってねぇ。
う～ん、そのセンスがよぉ分からん。

ところで肝心の厳島神社ですが、
干潮時に来たんがホンマにスッゴい残念。







満潮時やったら、幽玄って雰囲気が漂うてたんやろなぁ。
今回は国宝の平家納経も見られへんかったし、
（どうも宝物館で展示されてるのは模写作品らしいです）
次は、安芸の宮島だけに、秋の紅葉のときに来てみたいかも。

この宮島、オイラは勝手に厳島神社だけの
ちっちゃな島やと思いこんで足んのですが、なんのなんの。
想像を超えたでっかい島でした。
そんな宮島の島内には江戸時代の街並みが残る
町屋通りや滝小路なんかもあって、
そぞろ歩きにはもってこいの所のようです。

ところがオイラ達は、ろくに下調べもせぇへんかったので、
そんな街並みの存在にも気づかず終い。
“何事にも先達”が居てやなあきませんねぇ。

今回の遠出の目的はこの宮島とその対岸にある旅館
【石亭】さん。
もうちょっとゆっくりと宮島で過ごしたかったのですが、
評判のお宿、【石亭】さんへの期待と、
容赦なく照る日差しにめげて一路お宿へ。

次回は【石亭】でのあれこれを。